絵付けについて<2>

Posted on : 2017-05-02 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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<1>の続きと言っても、生徒さんとのよもやま話ですが。。。

 

170401うさぎ

このうさぎは、保育園に長年暮らしていた「きらら」です。

きららは、うさぎとしては長生きで、10年以上生きたそうです。

「生きたそうです」というのは、今年の2月に亡くなったからで、「保育園うさぎ」としての天命を全うすべく、子どもたちのいない日曜日にその生涯を閉じました。(なんて立派。。。涙)

生徒さんからは「ウサギがとても可愛い」と好評でした。

実は、可愛くするために、ちょっとタレ目に描いてみました。

 

ところで、生徒さんたちは、大変に鋭いです。

 

「先生、ちょうちょ好きでしょ?」

「はい、作っていて、とっても楽しかったです」

170401ちょうちょ

ちょうちょの姿はアサギマダラですが、色は好きに変えています。

 

「いもむし、きらいでしょ?」

「なんとか楽しく作ろうと、たくさん色を使ったけど、バレますかね?」

170401あおむし

「その成果は出たんじゃないですか?かわいいですよ」

「じゃあ、まぁまぁってことですよね?もう、ホッとしますね」

 

「かたつむり嫌いでしょ?」

「作っている途中で『おぬし、カラをかぶったナメクジやないか!』と気づいてしまいました」

170401てんとう虫

 

「てんとう虫、可愛い!先生、てんとう虫、好きでしょ?」

「1色で直径たった1cmのガラスなんですけど。可愛いって、かたつむりと何が違うんですかね〜?」

「やっぱり好きかどうかが出るんですよ」

「出ますか。。。修行不足ですね。。。」

170401てんとうむし

 

「青い鳥は、好きですよね?」

「そりゃ、幸せになれそうな気がしますもん」

17401あおいとり

「鳥の目が綺麗ですね〜」

「目を描くのは好きだから、やっぱり好きって出るもんですねぇ」

 

青い鳥のモデルはメジロです。

メジロは、山科に住んでから一番身近な鳥になりました。

でも、緑色の鳥だと葉に埋もれてしまうし(保護色だから仕方ないけれど)、「青い鳥」のほうが子どもたちは喜ぶかと思い、今回は変装してもらいました。

絵の世界は、こんなにも自由で楽しいです。

 

やっぱり、もっと描かないと〜。

 

そろそろ、生徒さんの作品をフェイスブックにアップしていく予定です。

絵付けについて <1>

Posted on : 2017-05-02 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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先日、絵付け技法を含むウインドウパネルを作った際に、生徒さんから「先生、ちゃんと言っておいたほうが良いですよ」と忠告(?)されたので、少し書いてみます。

 

いろんなかたから受けた質問を総合するに、どうやら、私が作った(絵を描いた)と思われていないフシがあり、生徒さんによると「目の前で先生が描いているのを見ても信じられないくらいだから、何も知らない人は、もっと信じられないはず」とのこと。

170401全体

 

ほほぉ。

そんなに。。。

 

というわけで、様々な質問を受けた際の問答集を書き出してみました。

 

「このうさぎは写真ですか?」「ガラスに顔料を使って筆で描いています」

「目に光が見えるのはなぜ?」「光の部分は色を抜くんです」

「目が潤んでいるようにも見えるけど」「光を少しボカすと潤んで見えます」

「いくつの色を使っていますか?」「1色です」

「誰が描いたの?」「私が描きました」

「ほんとに?」「本当です」

「他の誰かに描いてもらったんじゃなくて?」「そんなお金は無い…っていうか、本当に私」

 

技術の発達した現代の世の中において、「写真をガラスに転写できるのかと思った」という意見もあり、なるほど、そういう技術もあるかもしれないですね。

詳しくは知りませんが、ガラスにシートを貼り付けてステンドグラスのように見せる商品が、建築に使われることもあるようです。

 

でも、私は、少なくとも私が作るステンドグラスは、自分で絵を描いたほうが良いものができると思っています。

 

実は、こういった質問を受けて、ちょっとした危機感を覚えました。

ステンドグラスの絵付け技法が、この世から消えようとしているのではないか、と。

ガラスに絵を描く人が減っているのかもしれない。

もっと絵を描かなければ。

そう思いました。

 

よもやま話は、<2>へ続く。

パネル制作/うさぎ チョウチョ 青い鳥

Posted on : 2017-04-22 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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作ると気が済むという悪いクセが出て、ブログを更新していませんでした。

子どもたちのために作った最後のパネルは、今月初めに納品してきました。

170325青い鳥

170325ちょうちょ

170325うさぎ

これらのパネルが、縦3枚に並びます。

板の上に置いた状態だと光が通ったところがわかりにくいので、工房で1枚だけ持ち上げて撮影してみました。

170401全体

本当の色は、こんな感じです、ということで。

 

子どもたちの成長するさまを伸びゆく植物にうつし、

太陽のような花と、その周りに生き物を描きました。

 

厳しい納期を前に、間に合わせるための簡単な作品にすることは出来ず、心身ともに限界が見えそうになった時、心のどこかで「これを今、日本で作れるのは自分しかいない」という強い思いで踏ん張りました。

それが本当かどうかというのが問題ではなく、そういう思いでつくっていました。

でも、何より楽しかったです。

好きに絵を描かせてくださって、ありがとうございました。

パネル製作/次の3枚

Posted on : 2017-03-19 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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いよいよ最後の3枚です。

工房の床に散乱するゴミが気になって掃除しました。

ようやく心に余裕が出てきたということでしょうか。(笑)

それでも朝3時からの作業は続きます。

 

これまで製作した6枚のパネルは、建物の高い場所に設置されるため、主に外から見ることを想定して作りました。

これから作る3枚は、建物の奥なので外からは見えず、室内から人が接近して見ることになります。

なので、もう少し繊細で絵画的なものを作ることにしました。

テーマは「いきもの」です。

それにプラスして、これまでのテーマでもあった「太陽のような花」を入れて、子どもたちが泣いていても、そこに行けば安心できるようなステンドグラスを作りたいと思いました。

 

まずは、うさぎです。

170314うさぎ

まだ描いている途中で写真を撮ったので、焼き上がりは少し違う絵になりました。

次は、葉っぱの近くにいるいきものたち。

170317ちょうちょ

170317てんとう虫

170317青虫

これらの生きものを、最終的にはケイム(鉛線)に組み込んで、パネルのあちこちに散りばめます。

手間がかかるけれど、子どもたちにウソをつくわけにはいかないので、頑張ります。

 

ステンドグラスは、すべての工程を手作業で作ります。

大げさではなく、命を削って作っているようなところがあります。

昨日は娘の卒園式でしたが、先の6枚のパネルが、建物にはまっているところを見られたこともあり、茶話会の運営という大役が終わったこともあり、久しぶりにぶっ倒れてしまいました。

迷惑をかけたみんな、ごめんなさい。

今朝はもう元気で、午後から仕事に行ってきます。

今日から、鉛を組む作業に入ります。

 

先の6枚のパネルの写真は、そのうち相方さんが撮ってくれることでしょう。

そうしたらブログにアップしますね。

パネル製作/6枚完成

Posted on : 2017-03-12 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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窓の上のほうに飾られる「ひまわり」です。

170304ひまわり

こうやって写真に撮ると、サイズ感がよくわかりませんが、80cm四方くらいの大きさになります。

太陽にも花にも見えるようにと思って作ったけれど、やっぱりひまわりですね。

 

ひまわりの下は、ピンクの花のステンドグラスです。

こちらも、モチーフは「太陽のような、花のような」で。

170308親子

先生か、それとも親なのか、真ん中の花が大人で、両脇の子どもと寄り添っているような。。。と思って作ったわけではなかったのですが、作ったらそう見えました。

狙っていなくても、意図していたことは結果として出てくる、ってことなんでしょう。

よかったよかった。

 

まだあと3枚作ります。

サンドブラストや絵付け技法も駆使して、少し絵画的なステンドグラスになる予定です。

パネル製作/途中経過

Posted on : 2017-02-26 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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夜中に小人が現れて、朝起きたらパネルができて。。。いません。

明け方から、せっせとひとり作る毎日です。

夜明けの月は綺麗です。

 

170226パネル

ようやく先が見えてきました。

毎晩見る悪夢が「できませんと泣いて謝る」から「せっかく作ったのに割れた!」に変わりました。

前進している証拠ですね(笑)

 

折り返し地点は過ぎたかな?

あと1ヶ月、ひたすら作ります。

1月20日(金)町家deバザールvol.4

Posted on : 2017-01-18 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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もう明後日になってしまいましたが、「町家deバザール」に出展します。
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■開催日
1月20日(金)11:00〜16:30
◼︎場所
京都町家スタジオ
京都市北区長乗東町204-5 京都町家スタジオ
入場無料

 

先日、京都町家スタジオは、「冬のひとつぶ 2」を開催したばかりですが、またまたお世話になります。

現在、途方に暮れるくらい忙しく、とりあえず今持っているものの中から、なるべく「もうすぐ春!」みたいな作品を選んで持って行きたいと思います。

寒い日が続きますが、散歩がてらいらしてくださいね。

2017年の目標

Posted on : 2017-01-09 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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あけましておめでとうございます。

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毎年恒例の年始の目標ですが、その前に去年の目標の確認から。

———————————————
1)連作「くるみ割り人形」のパネルを、最低でも2枚完成させる
2)インスタグラムを始める&写真撮影技術の習得
3)作品展を開催する
———————————————

1)は、1枚しか完成しませんでした。2枚目は途中までしか出来てないです。(汗)

2枚目は、あとは絵を描くだけなので、集中して描ける時間を捻出しなければ。

 

2)インスタグラムは、一般的にどのようなペースで更新するものなのかわからないのですが、まぁまぁ私のペースで頑張ったのではないかと思います。

写真撮影の腕は、結局のところカメラ頼りですが、引き続き頑張ります。

 

3)は、「冬のひとつぶ 2 」を開催しました。

おかげさまで新しい出会いもあって、今年の仕事をたくさんいただけそうです。

 

個展を開催するのは、たとえ規模が小さくても、かなりのエネルギーを必要とします。

私が細々とでも毎年個展を開いているのは、作品を発表し続けることが、自分のような職業には必要だと考えるからです。(特に私のようにスキあらば遊んで暮したいと思う人間には)

誰かから頼まれたわけでもないのに、それでも自分から作品をひねり出す作業は、気力との勝負です。

 

でも、目の前にある個展のためだけに作るのでは意味が無い。

もっと先の、1年先、10年先の自分に目線を向けた上で、作品を生み出さなければ。。。と肝に銘じるのでした。

というわけで、今年も頑張ります。

今年の目標は、

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1)連作「くるみ割り人形」のパネルを、作り続ける(中表紙を完成させる)
2)建築用パネルの制作を頑張る
3)個展&教室展「こつぶ展 5」を開催する
———————————————

 

お正月早々から、たくさんの絵を描いています。

頭の中の川は、絵と数字(サイズ確認のため)がたくさん流れています。

私の脳内は、なかなかシュールな光景です。

 

では、今年もよろしくお願いいたします。

 

伊藤裕子

ぱんぱかパン!

Posted on : 2016-12-23 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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同級生からパンが届きました。

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正確には「送ってもらった」のですが。

↓こんなものまで。すごい!

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器用な人は、なんでもできるんだなぁ。

実は、花柄の蝶々のヘアゴムは「かわちや」さんでゲット済みだったので、一緒に並べてみました 。

チェック柄と悩んだので、とっても嬉しい。

娘たちと共用で使わせてもらいます。

 

送ってくれたのは、私の同級生「124色のクレヨン」の一人からです。

パン教室を主宰しています。

ぱんぱかパン!

10周年だそうです。ゆふ工房とも同級生です。

 

↓パンは、あっというまに食べてしまいましたが、これだけは、ちびちびと。

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シュトーレンです。

私は、ワインと一緒に食べるのが好き♪

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自家製セミドライりんごが入っているとのこと。

こんな美味しいシュトーレン、初めて食べた。

 

私の同級生は、本当にすごい。

何がすごいのか一言で説明するのは難しいけれど、あえて言うなら「いつも本気」。

面倒なことを適当に流したり、冗談ですませたり、お愛想で「はい」って言ったり、大人だったら普通にそんなことはあると思うのだけど、私の同級生たちはいつも本気で「うん。わかった。」って言って、そして実行する。

 

「パンをガラスで表現して欲しい」と本当にパンを送ってくれた同級生に、どうやって本気のステンドグラスを返すのか。

シュトーレンを見ながら考え中です。

大きな絵/春までに

Posted on : 2016-12-22 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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小さな子どもたちのために、大きな絵を描かせていただけることになりました。

もちろん、ステンドグラスです。

春頃には出来上がる予定です。

私の40代の代表作にしたいと意気込んでいます。

 

今は頭の中を、ワーッと色んなものが駆け巡っています。

花や、虫や、空や、土や。

それらをかき集めては「どうだろう?」とちょっと離してみたり、またかき集めては描きとめて、それを遠くから眺めたり、近づいてみたり、の繰り返しです。

そうやって、だんだんと絵に力が込められていきます。

年明けには、実寸大で描き始めなければ。

その頃からブログにアップする予定です。