ブログなるものを…

Posted on : 2012-04-22 | By : ゆふこ | In : 日記

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最近、ようやく子育ての第一次「大変期」が終わり(私の勘違いかもしれませんが)、朝の事務時間に色んなホームページやブログを見る時間が出来ました。

読んでいるうちに気がついたことに、皆さん、大変に文章が短い。1行に一言、二言。詩なのかというくらい文章が短いのです。

そこでくるりと振り返り、相方さんに「こういうのが流行なんかな?」と訊くと、相方さんは「どれどれ」と私のディスプレイを覗き込み「普通やん」と言いました。

相方さんの「普通やん」には注意が必要です。それが「大変平凡で、つまらない」なのか「一般的で、わかりやすく好ましい」なのかどちらを意味するのかを見極める必要があります。それによって自分が褒められているのか、けなされているのかを結論づけないといけないわけですが、この時、私はどちらなのかがよくわかりませんでした。

「あなたの文章が長過ぎるのよ」と言われた私は、よくわからないまま「村上春樹だって長いやん」と反論しました。

村上春樹の小説を読み終えた後に「で、結論は?」なんて無粋なことを言う私に、そんなことを言われて村上春樹大ファンの相方さんが黙っていられましょうか。(ここで「大江健三郎」と言えば良かったと後悔したけど、結果は同じか)

「あれは小説でしょうが」「ブログっていうのは小さい画面で見る人もいるでしょう」「せめて段落を変えるとか」「だいたいあなたのブログは読みにくい」と矢継ぎ早に私の欠点を列挙されて、ふと考えるに私は「ブログを書く」というよりも「文章を書く」という感覚だったかもしれません。

「ファンの前で変なことを口走ってはいけない」という反省とともに、自分のブログをちゃんと読みやすくしようと深く反省し、手始めに少し段落を増やしてみました。

注:以前「海よりも深く反省してます」と言うと「ゆふこちゃんの海は遠浅やなぁ」と言われたことアリ

モーネ工房「箱市」

Posted on : 2012-04-15 | By : ゆふこ | In : 日記

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トップページにあります通り、京都のモーネ工房にて4月28日(土)〜29日(日)の二日間に渡って開催される「箱市」に出展することが決まりましたのでお知らせします。

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箱市

http://maaneinfo.exblog.jp/17421806/

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実は、自分の工房の名前をつける時に「月」という意味を込めたいと思っていました。

ホームページのトップに書いた文章(下のほう)に「月の光をあかりにともして」とあります。これは、昼間は本心を隠していても月を見ながら話すと思っていたことを素直に話せるのはなぜだろう?と思って、そんな光を持ったステンドグラスを作り出したかったからです。

私が生まれた場所が月光町だったこともあって、何とか「月」のつく名前は無いものかと考えに考えたのですが、銀座には有名な月光荘があるしなぁ、と断念して、月は工房のマークに入れることにしました。

モーネ工房の「モーネ」とは月という意味だそうで、初めて知った時は「やられた」と思いました。この工房は、私の友人と同じ職場だったかたが夫婦で主催されていて、私にとっては憧れの工房でした。

ずいぶん昔、その友人宅にお邪魔した時に、とてもステキな額があり「これは誰が作ったの?」と訊いたところ同じ職場のかたが結婚祝いに贈ってくださったとのことでした。猫をモチーフにしたその額は、猫好きな彼女のことをおもって作られたことがよくわかり、贈り主の心の暖かさとセンスの良さがホンワカと漂う作品でした。

そんなモーネ工房での「初舞台」。がんばります。

よかったらゴールデンウイークで激混みの京都に来てくださいね。(笑)

工房の風景

Posted on : 2012-04-07 | By : ゆふこ | In : 教室

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昨日、ガラス屋さんがやってきて「教室紹介に載せるのに写真撮ってもいいですか〜?」と言われて、ハタと『私も写真取らなきゃ』と思いたち、早速ホームページにアップしました。

メニューにある「ステンドグラス教室」から「工房の風景」をクリックしていただくと写真を見ることができますが、一枚だけブログでも紹介しますね。

作業机とガラス棚は、義理の弟の父上と叔父様(元大工さん)が作ってくださったものです。『カナヅチの跡が無いなぁ』と思っていたら、なんと釘の頭の中心に更に釘を置いてその上からカナヅチで打つというプロの技で作られたとか。報酬はビール1ケースしかお渡ししていないのに、あちこちの角は全てカンナで削ってあるし、ものすごく丁寧に作ってくださって感謝です(涙)。そしてその大きな『作品』を亀岡から軽トラで運んだり、また軽トラを返しに行ったり、材料を買いに走ってくれた義弟にも感謝(素晴らしい義弟でございます)。

草間彌生 永遠の永遠の永遠

Posted on : 2012-04-03 | By : ゆふこ | In : 日記

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草間彌生さんに関しては「水玉だらけのおばさん」というイメージしか無かったので、果たしてそれは真実なのかを確認しに大阪まで行ってきました。

美術館に足を踏み入れると、作品から放たれるむせ返るような「気」の渦に思わず「これは、スペインのダリ美術館以来の圧迫感だなぁ」と相方さんにつぶやきました。

水玉の真実ですが、最近のシリーズである「愛はとこしえ」から「わが永遠の魂」に渡る大量の作品を見るに「水玉」は作品群の一部に過ぎなかったというのが私の感想です。会場でドキュメンタリー映像を観たところ、モチーフを縁取っているかに見えた線は、実は最初に外側の色をべったりと塗り、それより少し内側に違う色を重ねているので外側の色が縁取りのように見えるだけだということがわかりました。そういう無駄なことをする人は芸術家以外にいませんが、そんな手法を取りながら、あれだけのクオリティで1年半に100枚の絵を描き続けたなんて正に狂気の沙汰です。絵をかく草間さんの顔がスクリーンに映し出されると、5才の息子は「怖い」と言っていました。

写真は、水玉の世界を彷徨う5才の息子です。

今回は子どもの反応も楽しみにしていたのですが、1才の娘は眠そうにしていました。反対に3才の娘は生き生きとして、絵を指差して色々と話している様子でした。3才の娘は生後3日目には「この子は感覚が鋭い」と思い、今でもそれは変わりません。以前、印象派の絵を見に行ったら眠そうにしていましたが、新人類の彼女には前衛芸術のほうがピンときたのでしょうか。

むせ返るような狂気とは真逆に聞こえるかもしれませんが、私は彼女の絵の中から少女のような健気でひたむきな姿を感じました。とても絵が真面目なのです。加えてバランスが良いです。水玉を配置するバランス感覚の素晴らしさに関して言えば絵本「あおくんときいろちゃん」を描いたレオ・レオニと双璧だと思います。

「ピカソを越えたい」と話していらっしゃいましたが、彼女はピカソよりも切実に絵や芸術といった分野でしか生きられなかったという切ないまでのメッセージを感じます。そういう意味では、前衛芸術は決して奇をてらったものものではなく自然(必然?)に生まれた芸術と言えるのではないでしょうか。