元 天体少女

Posted on : 2012-05-29 | By : ゆふこ | In : 日記

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子どもの頃は、お風呂に入ってパジャマに着替えたら、真っすぐ物干(ベランダではありません)に出て星を見るのが日課でした。母から「風邪をひくから」とたしなめられても、「冬って星が奇麗」と思いながら飽きる事無く空を眺めていました。

星座の本を読み、プラネタリウムに通い、興味は星座からギリシャ神話、ギリシャからローマへと歴史にまで広がり、星はたくさんの知識を私に与えてくれました。

私が作るステンドグラスには、そこかしこに星や月が出てきます。相方さんも特に月が好きで、子どもの名前は3人とも天体からつけました。

そんな「元 天体少女」の私が金環日食を見ないわけがありません。

親の目論見通り…というわけではありませんが、息子は宇宙少年となり、元天体少年と元天体少女と現在進行形の宇宙少年は、運命の日「5.21」を待ったのでした。(娘2人は幼過ぎて興味無し)

当日は、奇跡のような晴れ。日食眼鏡を3つ持って待ち構えていると、太陽がどんどん三日月のように変化していきます。30分くらいかけて変化していくので意外と余裕があって『写真でも撮ろうかな』と思いましたが、日食眼鏡とiPhoneではどうにも難しく『きっとプロが奇麗に撮ってくれるだろう』とあっさり断念。

それならば日食に感動している息子の姿をカメラに納めようと「輪っかになってる!」と盛り上がる父と子の姿をおさめると、カメラに気づいた息子が、ふざけ始めました。

そんな映像はいらないので撮影は中止。「どれどれ、金環日食は?」と日食眼鏡でもう一度太陽を見ると…輪っかじゃない!

『まさか』という思いで「え?リングは?」と訊くと、相方さんからは「もう終わった」「ちゃんとした輪になるのは、ほんの1分くらいよ」とのお言葉。

なんと。元天体少女は世紀の瞬間を見逃したのです。次の金環日食は300年後だそうです。カメでも生きているかどうかあやしいです。

かくて手元には「パ○ツ〜まる見え!」と変顔でふざける息子の録画が残ったのでした。

この脱力感。どなたか理解していただけるでしょうか。

本当に残念でなりません。(涙)

生徒さんの作品(テラリウム)Oさん

Posted on : 2012-05-23 | By : ゆふこ | In : 教室

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相方さんに「ホームページのカテゴリーに『教室』を作って」とお願いしたら「どうせ1回で終わるんでしょ」とフフンと鼻で笑われましたが、めげずに生徒さんの作品紹介2回目です。

今回は、Oさん初めての立体作品です。「箱が好きなんです」とおっしゃっていたOさんは、以前、ステンドグラスをされていたので平面はとばして、いきなり立体の課題に挑戦していただきました。

テラリウムは、基本的に植木鉢に入れた植物を横から入れて飾るものですが、植物でなくても構いません。そのかたのアイデア次第ですので、何を入れたいかを考えてから、外側の枠線だけを描いた型紙をお渡しして、入れる物に合った大きさに拡大または縮小してから生徒さんにデザイン画を描いていただき、少々修正を加えてから制作に入ります。

立体は、平面よりもグっと難しくなります。「本当に作れるのでしょうか?」と不安げなOさんに「いえ。作れるじゃなくて『作る』のです。」と励ます私。

出来上がったテラリウムを見て、Oさんは「絵に書いたものが本当に出来るなんて思っていなかった」と喜んでいらっしゃいました。

リボンのような水の流れのような、和風のようでそうでもないような、何を入れてもしっくりと合うようなデザインはOさんらしいです。

移動教室

Posted on : 2012-05-17 | By : ゆふこ | In : 教室

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昨日は、移動体験教室についての打合せでした。

茨木市にある自治会のかたから「今年の秋に文化講習でペンダントを作りたい」とのご依頼がありました。

受講される人数が多いことが予想され、講師は私一人、ということを考慮してガラスカットが済んだ状態から作り始めていただくことにしましたが、なんとか作るかたの個性が出るようなものは出来ないかとサンプルを12個作ってみました。

考えたのは、1cm角の色んな色のピースを作り、それを自由な形に組み合わせてみるということ。例えば3個x3個でルービックキューブの1面みたいに作ったら、色を変えたり配列を変えるだけでもかなり印象が変わります。紐通しの金具を真上につけるか斜めにつけるかでもパっと見た時に全然違います。

更に個性的にしたい場合は、大きい目のランダムに切ったピースを組み合わせていただきます。

打合せに来てくださった文化委員さんたちにも気に入っていただき、このやり方で準備を進めることになりました。

実際に作ってみたら思いがけず色んなものが出来て面白かったので、次回「こつぶ展」のワークショップは、このペンダントをする予定です。

*教室の詳細は、ホームページの体験教室の下のほうにある「移動教室について」をご覧ください

生徒さんの作品(鏡)Iさん

Posted on : 2012-05-16 | By : ゆふこ | In : 教室

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自分の写真は「撮るのを忘れてました」と言ってしまえるのですが、生徒さんのは真面目に記録しようと決心した今日この頃。

昨日、Iさんが鏡を完成されたので掲載しますね。

教室では、平面を初めて作る時には「六角形の鏡」を、立体を初めて作る時には「テラリウム」を経験していただいています。これは師匠の「スタジオ デコ」のやり方を踏襲したものです。

Iさんは「和柄のものを作りたい」とおっしゃったので「六角形を3つ組み合わせるのも面白いですよ」とアドバイスしたら、スラスラとデザイン画を描いて来られました。

デザイン画を生徒さんに自由に描いていただいたら、次に私から色んなアドバイスします。

例えば「六角形なので花びらは6枚じゃないほうが面白いですよ」「花びらの先は丸まっているほうがガラスカットが難しいです」「波はキラキラした虹色のガラスを入れましょうか」「竹のイメージならこんなガラスはどうですか」「黒の玉虫色を入れると締まってカッコいいですよ」といったアドバイスをします。

出来上がった鏡は、Iさんのイメージ通りだったようで「皆に見せたい!」と喜んでいらっしゃいました。

生徒さんが「作って良かった」と喜んでくださる瞬間が私の至福のひとときです。

ステンドグラスと音楽

Posted on : 2012-05-14 | By : ゆふこ | In : 日記

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ステンドグラスを作っていると「そんなに手間ひまかけたのだから自分の手元に置いておきたいと思いませんか?」と訊かれることがありますが、全くそんなことはありません。

どちらかと言うと、とっとと嫁入りして、気の合う人と仲良く暮らしていって欲しいと思っています。

なので、出来上がると写真を撮るのも忘れて納品してしまいます。(ホームページに写真をアップしない言い訳)

ステンドグラスは「私」とは別物です。全く違うわけではないのですが、私の分身ではありませんし、所有したいとも思いません。産み出した後に眺めてみると「へぇ、私が作ったのですか」とビックリしたりして、ある意味、子どもを産むことに似ています。

 

ところが、音楽=私にとってはチェロを弾くことは、私の自己表現に他なりません。チェロから出る音は私の声であり、私の人生であり、私という人間を表現できる唯一の手段です。

なので、楽器を弾かずとも息は出来るし生活も出来るのですが、チェロを持たないでいると歌を歌えない鳥のように息苦しく感じることがあります。「こどもが可愛いからチェロを弾く気なんて起こらないんでしょう」と言われることもありますが、そんなことはありません。いつだって弾きたいです。

この数年間、子育てをすること、仕事をすること、楽器を弾くことを3つ並べてみて「2つしか無理だ」と判断し、楽器を後回しにしてきました。

ようやく「子育て第一次大変期」が終わり(気のせいか?)、仕事もなんとか工房を維持でき、ふと「どうやったらチェロを弾けるかな?」と考えてみました。

いくら少し余裕が出来たとは言え、オーケストラに入団して弾くなんて夢のまた夢。月に一度も練習に出かけられないような環境の私を受け入れてくれる団体などあるはずも無く。そこで思いついたのが「自分で作ればいいんだ」ということ。

「弦楽合奏で私と一緒に弾いてくれませんか?」と友人たちの心のドアを叩き、「え?前に言ってた話は本気だったの?」と驚きながらも集まってくれたメンバーの過半数は私と同じように楽器ケースも開けられなかった人たちです。

昨日は、そんな友人たちとホルスト作曲のセントポール組曲を練習してきました。私たちが練習している間、集まったメンバーのこどもたちは一緒に楽しく保育士さんと遊んでいてくれます。子供たちが「楽しかった!」と言ってくれるのが何よりです。

無理やり決めた本番は6月23日。メンバーからは「本番って本気だったの?」とまた言われました。

そういえば、ステンドグラスを仕事にすると言った時も「え?本気だったの?」と友人たちに驚かれました。いつだって私は本気なんですが、どうやら私は冗談ばっかり言っているような顔をしているみたいです。

本番の日は、古巣の大阪市民管弦楽団の皆様にお世話になります。よろしくお願いいたします。

「箱市」終了しました

Posted on : 2012-05-03 | By : ゆふこ | In : 日記

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トップページにあります通り、2日間に渡って開催されましたモーネ工房の「箱市」が、終了しました。

2012GW箱市

http://maaneinfo.exblog.jp/12549708/

*写真は、丁度上下の真ん中あたり、皆さんの立っている風景の左側にあります

いつもの「手作り市」とは違い、会場に顔を出しても自分では手を出せないという環境に戸惑いを覚えましたが、搬出を終え、買っていただいた品を数えて清算をして「あぁ、これだけのかたが買ってくださったんだなぁ」とじんわり実感しました。

初めての体験で、色々と戸惑いや反省もありましたが、また次の機会にいかしたいと思います。

わざわざメールをくださったKeiさん、下見の時に偶然再会してメールをくれたはるえちゃん、ありがとうございました。

PS. 箱市の後、気が緩んだのか、気温の変動の激しさに身体がついていけなかったのか風邪を引いてしまいました。皆様もお身体には気をつけてくださいませ。