生徒さんの作品(壁かけライト)Tさん

Posted on : 2013-07-27 | By : ゆふこ | In : 教室, 日記

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Tさんが「この灯具に合うライトを作ることは出来ますか?」と灯具を持って来られました。

その灯具は、一般的に「おやすみライト」と呼ばれるソケットとプラグが一体化した灯具です。

壁に設置されているコンセントにプラグを差し込むと、小さな壁かけライトのようになります。

少し明かりが欲しい廊下や、寝室の足下等「ちょっと明かりが欲しい」という場所に使われることが多いのですが、Tさんが以前、持っていらっしゃったのはランプの上にアロマ皿を載せてオイルランプとしても楽しめるタイプだったそうで「同じようなものを作りたい」とのことでした。

悩みに悩んで4面ランプにして上にお皿が載るように製図。壁が何色でもステンドが奇麗に見えるよう背面は白いガラス、側面には壁にガラスの模様が映るように表面がガタガタの型板ガラス、そして正面にはチューリップをデザインされました。

ピンクのチューリップが愛らしいです。

最初は、花と葉が離れている絵を描いてこられましたが「無理に花と葉が並んだ絵よりも、どちらかに寄り添っている絵のほうが自然です」とアドバイスをすると、葉が花の後ろにくるように直されました。

そうすると、花が葉に寄り添うような雰囲気が出て、よりいっそう愛らしさが増します。

ランプシェイドが壊れて使い道の無くなった小さな灯具が、こうしてもう一度生き返る過程を見ていると「ステンドグラスってエコかも」と思いました。

 

 

 

ブドウ

Posted on : 2013-07-23 | By : ゆふこ | In : 作品, 日記

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今、ブドウのランプを作ろうとしています。

たくさんのブドウを描くとなると、やはり写真ではなく実物をスケッチしたいと思い、ブドウ畑を探していました。

私の住む山科はブドウの産地で、私が知らなかっただけであちこちにブドウ農園がありました。

ただ、観光農園は8月から始まるので、私がスケッチしたい時期より遅いこと、例えスケッチを許可してもらったところでブドウには紙の袋がかけてあるらしいこと、それから、農園はホームページを作るのに熱心で無いので、そもそも情報収集があまり出来ないということで、ブドウ畑探しは難航していました。

私は、何でも教室の生徒さんに話してしまうので(おしゃべりは毎回反省しているのですが)「ブドウ畑が見つからない」と嘆いていると、Tさんが「うちの実家の趣味の畑にブドウが少しあります」と教えてくださいました。

お言葉に甘えて、ノコノコと出かけて行った畑で、スケッチすること2時間強。ブドウ棚の下は涼しくて気持ち良かったです。

スケッチして初めて知ったことは、たくさんありました。

・葉の裏のほうが薄い色(黄緑ではなく白みがかっている)
・葉の形は左右対称ではないが、葉脈の角度は左右対称
・葉は深い切り込みが入った形とそうでないものが1本の木に混在する
・1本の木は6mほど伸び、そのあちこちに実をつける
・あまり虫はいない、たぶん強靭な木
・果実は根元に近いほうから大きくなる(当たり前?)
スーパーに売っているような完璧な姿ではない、より自然な形をしたブドウの実を写生できたことは、私にとって大変な幸運でした。
スケッチが終わる頃、Tさんがアイスを買ってきてくださって、二人でブドウ棚の下で食べました。
お土産に、畑の野菜をどっさりいただきました。(何をしに来たんだか?)
今日からランプシェイドの型にブドウ棚の姿を写していきます。
豊かな実りをもたらすブドウの木を瑞々しく表現できたら、と思います。