教室,  日記

生徒さんの作品(小箱)Kさん

Kさんが「コットンを入れる箱を作りたいです」と、デザイン画を描かれました。その箱を作るためには、ステンドグラスの技法だけでは足りませんでしたが、「そこを何とかする」というのが私は好きです。
「ステンドグラスで何が作れるかな?」ではなく、先に「作りたいもの」があって「それを実現するためにはどうすれば良いのか?」を考えるほうが順番としては正しく、面白いものが出来ると思います。

今回は、フュージングというガラスを溶かす技法を併用しました。

側面にはドロップのようなチェリー色のガラスと茶色の曲線があり、その先にはホウキ星の如き緑色のガラスがハラハラと…(Kさんワールド全開)

写真ではわかりにくいですが、上面にもガラスの粉がハラハラと散って溶けています。

蝶番をつけたので、片手で蓋が開きます。

出来上がった箱を見て、思わず「美味しそう」と言ってしまいました。

個人的には「チェリーの砂糖漬け、ビターチョコ、ピスタチオ」が表現されているように感じました。

あぁ、美味しそう。(チョコ食べたい)

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