故郷
京都へ行ってきました。
目的は「中学時代からの友人と毎年恒例の初詣」「京大オケの定期演奏会」
そして「家探し」です。
なかなか盛りだくさんでした。。。
初詣は「遅いやん」と突っ込み入れられそうですが、これは、毎年彼女と
お正月に行っていた行事を、私が相方さんと帰省するようになったため
やむを得ず延期したので、こんな遅くになってしまったものです。
いつも、南座で待ち合わせ→八坂神社→ねねの道→清水寺→アクセサリー屋
→2人の新年会、というコースになっていて、これにプラス買い食いがたくさん
盛り込まれています。
彼女の承諾を得て歩いた道の一場面の写真を掲載します、ってこの写真しか
撮ってないんですが。
ここは「猫専門店」で、お店の中には、小さな猫から大きな猫までたくさん
います。
以前、妹が「お姉ちゃんが幸せになるように」と水晶の招き猫を買って
くれたことがありますが(うぅぅ、泣ける話やねぇ)、今はもう水晶が
入ってこない為、お店に置いて無いそうで、大変貴重だとのこと。
「そういえば、東京に持って行ったところまでは覚えてて、捨てた覚えも
無いけど、あの水晶猫は、何処に行ったんやろ?」と言うと、友人が
「幸せになったから、何処に行ったかわからんようになったんとちゃう?
役目が終わったってことで」と言いました。(うぅぅ、泣ける話やねぇ)
ちなみに、オスの三毛猫が、招き猫としては最高だそうで、1万匹
(だったかな?)に1匹しかいないとか。
でも、白い猫なら基本的にどんな種類でもOKなんだそうです。
その後は、アクセサリー屋さんへ。
このお店は、一年に一度だけ(と決めてるわけじゃないけど)行って、
オーナーの女性2人(偶然にも学校の大先輩でした)に、この1年間に
あったことを報告する、という不思議な間柄が長い間続いている。。。
何ていうんでしょう?過去と未来の自分に会いに行くような奇妙な場所です。
オーナーのお二人は、まるで私と友人の未来を見ているような錯覚を
覚えるくらい似ているので「未来」と感じるのかもしれませんが、
それ以外にも、彼女たちは、私に対して大変厳しく、彼女の叱咤激励により
自分を奮い立たせて未来の道をつかもうとしている部分が(それが
全てじゃありませんが)「未来に会いに行く」と思わせる大きな要因かもしれません。
で、今回もたくさん絞られました。
工芸家の世界がいかに厳しいか、本当に海外から入ってくる安くて質の良いものに
勝てるのか、等々。
大人になってから、しかも何の得にもならないのに、こんな風に厳しく言って
励ましてくれる人は、そうそういないんだと思って、素直にお説教を聴いてました。
でも、一度、私の作品を見てくれるそうでそうですので、2月くらいに持って行く
つもりです。
長くなったので、初詣以降は、また今度。
では、おやすみなさい。