生徒さんの作品(バラのパネル)Oさん
ゆふ工房では、生徒さんが「作るものが思いつかないけど何か作りたい」という時に、私の描いたデザイン画を買っていただくことができます。そこから色を変えたり構図を変えたりとその人なりのアレンジを施し、新しい作品として生まれ変わるのです。
今回、Oさんはバラの図案からパネルを作られました。
ガラスが変わったり、線が増えたり減ったりして、私には思いつかないような作品に仕上がりました。Oさんのモダンなセンスが光ります。
「額縁に入れるのではなく、ケイム(鉛線)で周りを囲んでアンティーク風にしたい」とのことで、初めてケイムを切られたのですが、これが案外難しい。
「あぁ、ちょっとだけ短かった」と切り直したり、長さを合わせるのに苦闘されたりで、私の制作途中のパネルを横目に「こんなパネルは絶対に作りません」と断言されていました。
そう言う人に限って、作ったりするんだなぁ、と思いながら「そうですか」と笑ってしまいました。