ランプの作り方 その3
納品ラッシュもあと少し。先週の土曜日は、どうしても作業しなければならず朝の3時に工房へ出かけると、冬の星座が空に上ってオリオン座が美しく煌めいていました。
しばらくして西の空に目をやると、そこには奇麗な満月が浮かんでいました。ブルームーンと呼ぶらしく、見たら幸運だとか。だったら良いな。(幸運な人は山ほどいると思うけど気持ちの問題です)
さてさて、ランプの作り方の続きです。
まずランプの台を作ります。作ると言っても、今回は東急ハンズで買って来た発泡スチロールに半紙を糊で貼付けるだけの簡単なものです。写真の奥にそびえる円錐が台になりますが、リクエストは「メガホンを逆さまにした形」なので、円錐の下から途中にある黒線の部分までガラスをハンダ付けした後、逆さまにひっくり返してランプに仕上げます。
ランプは立体なので案外ガラスが必要で、 こんなにたくさん貼付けるのです。
アッシジの「とげのないバラ」とハトも作りました。バラは1cmくらいなので1ピースあたり5mm程度と、とても細かい作業です。
ガラスの切り方はホームページの「ステンドグラスの作り方」を見てくださいね。
昨日は、途中までハンダ付けしたところでトラブル発生。なんと、サンドブラストで彫ったガラスが2つ熱割れを起こしてしまいました。彫ったガラスは通常のガラスよりも弱いのです。。。涙。
今日また彫り直してから、ハンダ付けに再チャレンジします。失敗の原因は、ハンダが銅箔テープを越えてガラスの裏側に周り、ガラスに直接ハンダが触ってしまったのではないかと推測しています。なので、普通にランプとして使っていただく際に熱割れを起こす可能性はほぼありませんので、ご心配なく。