生徒さんの作品(ガラスのタペストリー その1)Oさん
この作品名は私が「仮」で勝手に考えたものなので、Oさんが正式な名前をつけられると思います。
Oさんが「こんなデザインを考えてきました」と持って来られた絵は素敵でしたが「箱型にするとこんな感じですが、どうでしょう?」と悩んでいらっしゃいました。Oさんは教室に入った時から「箱を作りたい」とおっしゃっていたのでした。
でも、私には、箱型に切り取られたデザイン画が元の瑞々しさを失って、窮屈そうに見えました。
Oさんはモダンアートがお好きなようです。そして、これからも色んな絵を考えられるのではと予想されます。
私は「いっそ箱にするのはやめて、このまま作りませんか」と言いました。
「そして、絵を思いついたら、それを好きなサイズで作って、最後に全部を並べて合体させて大きなパネルに仕上げませんか?パネルとパネルの間には、また好きなガラスを丸や四角みたいに自由な形に切って埋めていかれたら、それもモダンな感じになって良いと思いますよ」と提案すると「それが良いです」と喜んで作り始められました。
まずは涼しげで夏の色の青を使って1つ。
その後に、秋のような暖色を少し大きい目のサイズでもう1つ。
写真だと大きさの違いがわからないので残念です。こちらは、横向きに使われるそうです。
同じデザイン画でも、縦横が違うだけで印象が違いますし、色が変わると全く違う絵のようです。
今後、どんなパネルが追加されていくのか。乞うご期待!です。