ほな 京都へ行こか
私が住んでいるのは京都市山科区で、まぎれもなく「京都市」なのですが、ミヤコとは言い難い、碁盤の目の市街地とは東山を隔てたその向こうにあります。
中学生の頃、山科から通っていた同級生に「山科は京都じゃない」と暴言をはいていましたが、人に言ったことは自分にかえって来るって本当ですね。結婚して終の住処を見つけたのは「京都じゃないけど京都市の山科」でした。
最近になって、うちの子どもたちが通う通学路の随所に「旧東海道」というプレートが貼られました。どうやら、トレッキングのかたのためのようです。
確かに、道は細いながらもスーっと九条山まで伸びています。九条山とは、大津から山科を通って洛中へ向かう最後の峠のことで、ここを越えれば蹴上(けあげ)、もう少し行けば鴨川にたどり着きます。鴨川の橋を渡れば、ようやく「京都」です。
旧東海道の道幅は、軽自動車がやっと通れるくらいの狭さで「へぇ、この道が東海道だったのか〜。坂本龍馬も歩いたりしたのかなぁ」と歴史ロマンに思いを馳せたりします。
昨日は、その道を通って、京都町家スタジオまで自転車で行きました。
道は、途中から心臓破りの坂といった趣で、ここを牛車が通ったなんて信じられません。
私は軟弱者なので文明の利器(電動自転車)で走ったら、40分程度で到着。
電池が無くなるのを恐れて、一番低いモードで行ったので、電池は50%しか減っていませんでした。本当は、もっと早くラクに行けるのかも。
今日以降も、天気の良い日は、自転車で行こうかな。
車道は紅葉シーズン恒例の渋滞ですが、自転車ならスイスイ〜っと走って行けます。鴨川の遊歩道を走るのも壮快です。
道の途中の風景。
JRさんのポスターを真似して、京都人のナナメ目線なパロディです。
制作時間3分のクオリティですので、あしからず。。。
では、今日も個展会場まで自転車で行ってきま〜す。