作品,  日記

絵付けについて<2>

<1>の続きと言っても、生徒さんとのよもやま話ですが。。。

 

170401うさぎ

このうさぎは、保育園に長年暮らしていた「きらら」です。

きららは、うさぎとしては長生きで、10年以上生きたそうです。

「生きたそうです」というのは、今年の2月に亡くなったからで、「保育園うさぎ」としての天命を全うすべく、子どもたちのいない日曜日にその生涯を閉じました。(なんて立派。。。涙)

生徒さんからは「ウサギがとても可愛い」と好評でした。

実は、可愛くするために、ちょっとタレ目に描いてみました。

 

ところで、生徒さんたちは、大変に鋭いです。

 

「先生、ちょうちょ好きでしょ?」

「はい、作っていて、とっても楽しかったです」

170401ちょうちょ

ちょうちょの姿はアサギマダラですが、色は好きに変えています。

 

「いもむし、きらいでしょ?」

「なんとか楽しく作ろうと、たくさん色を使ったけど、バレますかね?」

170401あおむし

「その成果は出たんじゃないですか?かわいいですよ」

「じゃあ、まぁまぁってことですよね?もう、ホッとしますね」

 

「かたつむり嫌いでしょ?」

「作っている途中で『おぬし、カラをかぶったナメクジやないか!』と気づいてしまいました」

170401てんとう虫

 

「てんとう虫、可愛い!先生、てんとう虫、好きでしょ?」

「1色で直径たった1cmのガラスなんですけど。可愛いって、かたつむりと何が違うんですかね〜?」

「やっぱり好きかどうかが出るんですよ」

「出ますか。。。修行不足ですね。。。」

170401てんとうむし

 

「青い鳥は、好きですよね?」

「そりゃ、幸せになれそうな気がしますもん」

17401あおいとり

「鳥の目が綺麗ですね〜」

「目を描くのは好きだから、やっぱり好きって出るもんですねぇ」

 

青い鳥のモデルはメジロです。

メジロは、山科に住んでから一番身近な鳥になりました。

でも、緑色の鳥だと葉に埋もれてしまうし(保護色だから仕方ないけれど)、「青い鳥」のほうが子どもたちは喜ぶかと思い、今回は変装してもらいました。

絵の世界は、こんなにも自由で楽しいです。

 

やっぱり、もっと描かないと〜。

 

そろそろ、生徒さんの作品をフェイスブックにアップしていく予定です。

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