絵付けについて<2>
<1>の続きと言っても、生徒さんとのよもやま話ですが。。。
このうさぎは、保育園に長年暮らしていた「きらら」です。
きららは、うさぎとしては長生きで、10年以上生きたそうです。
「生きたそうです」というのは、今年の2月に亡くなったからで、「保育園うさぎ」としての天命を全うすべく、子どもたちのいない日曜日にその生涯を閉じました。(なんて立派。。。涙)
生徒さんからは「ウサギがとても可愛い」と好評でした。
実は、可愛くするために、ちょっとタレ目に描いてみました。
ところで、生徒さんたちは、大変に鋭いです。
「先生、ちょうちょ好きでしょ?」
「はい、作っていて、とっても楽しかったです」
ちょうちょの姿はアサギマダラですが、色は好きに変えています。
「いもむし、きらいでしょ?」
「なんとか楽しく作ろうと、たくさん色を使ったけど、バレますかね?」
「その成果は出たんじゃないですか?かわいいですよ」
「じゃあ、まぁまぁってことですよね?もう、ホッとしますね」
「かたつむり嫌いでしょ?」
「作っている途中で『おぬし、カラをかぶったナメクジやないか!』と気づいてしまいました」
「てんとう虫、可愛い!先生、てんとう虫、好きでしょ?」
「1色で直径たった1cmのガラスなんですけど。可愛いって、かたつむりと何が違うんですかね〜?」
「やっぱり好きかどうかが出るんですよ」
「出ますか。。。修行不足ですね。。。」
「青い鳥は、好きですよね?」
「そりゃ、幸せになれそうな気がしますもん」
「鳥の目が綺麗ですね〜」
「目を描くのは好きだから、やっぱり好きって出るもんですねぇ」
青い鳥のモデルはメジロです。
メジロは、山科に住んでから一番身近な鳥になりました。
でも、緑色の鳥だと葉に埋もれてしまうし(保護色だから仕方ないけれど)、「青い鳥」のほうが子どもたちは喜ぶかと思い、今回は変装してもらいました。
絵の世界は、こんなにも自由で楽しいです。
やっぱり、もっと描かないと〜。
そろそろ、生徒さんの作品をフェイスブックにアップしていく予定です。