ギャラリー探し
昨日のブログにあった目標の『ギャラリー探し』について、補足です。
2017年11月に開催した「こつぶ展 5」では、来場者を数えました。
初めてのことでしたが、とても有意義だったと思います。
カウンターで記録した来場者数は、6日間の会期で、550名を超えました。
カウントし忘れもあるので、実際の入場者数は、600名程度と考えています。
場所や日程が良かったこともありますが、ふらりと入ってきたお客様は1割にも満たないです。
その話をすると、旧知のクリエイターさんからは、
「すごい。リピーターさんのおかげですね」
「続けることは大切なことだと思う。それがオリジナリティになると村上春樹も言ってた」
「積み重ねて来られたと感じます」
と言われました。
同じ苦労を味わってきた人の言葉は、重みがあります。
今回は、会期中に同級生がミニ同窓会を開催してくれたり、友達が宣伝してくれたり。
人とのつながりと、10年の時間が折り重なって、結果として600という数字になったと思っています。
と同時に、「今の環境では、近い内に、気力体力ともに限界が来る」と思いました。
今回、ギャラリーが変わったのは、一昨年までお世話になってきたギャラリーが閉められたためですが、場所変更は、開催者にとって大きなストレスです。
なので、自分の『ホーム』になるようなギャラリーを探すことにしました。
20年先も長くお付き合いできるような、
しっかりとした組織(個人でない)が運営している、
広報などを含めたサポートをしていただける、
できれば大規模な「こつぶ展」も、小さな個展も開催できる、
そして何よりみんながくつろげるギャラリーを探したいと思います。
立地は二の次で、地下鉄の駅から徒歩圏内なら利便性は十分と考えています。
もちろん、全く別の方向に舵を切ることもできると思います。
例えば、大きな会場を借りて「留守番のスタッフが常駐して、作家はフラリと顔を出すような展覧会」という道を目指すのも1つですが、まだまだ私の身の丈に合っていません。
何よりも私が「個展は、お客様と直接話せる機会」と捉えているため、少なくともこれからの10年は、この方針でいきたいと考えています。
10年後には、東京と京都で個展を開催すると決めているので(さらっと言った)、それから先の10年のことは、その時に考えます。
じっくりとギャラリーを探したいので、今年の秋に個展を開催できない可能性が高いですが、自分に合ったギャラリーを探すほうを優先したいと思います。
そのため、今年の目標に「個展の開催」は入れていませんが、可能ならば、もちろん小さな個展は開催するつもりです。
というわけで、ギャラリー情報、募集中です ( – 人 – )