以前、私の「メガホン型ランプ」を気に入った I さんは、「私も同じような感じでつり下げ型のランプを作りたいです！」と、来る日も来る日もひたすら丸くガラスを切っていらっしゃいました。このランプ制作で  I さんはガラスカットの腕前がグンと上達されたと思います。

ガラスを切り終えると、次はサンドブラストにも挑戦されました。今回は何段にも彫る難しい技法のためクリアガラスで練習をしてから、さぁ本番。しばらくしてサンドブラストの部屋から出て来た I さんは…研磨用の白い粉にまみれて、まるで玉手箱を開けた浦島太郎のようになっていらっしゃいました。（普通はなりません）

テープも巻き終わって、ようやくハンダ付けです。裾が少し広がった円柱に近い形がご希望だったので、ハンダ付けする際にはモールド（台）が必要になってきます。発泡スチロールを自分で加工するのは難しいし、かと言って既成の台は高いし、、、というわけで、100均のプラスチック製ゴミバケツに紙を貼って代用していただきました。

ハンダ付けが出来て、仕上がったランプは、なんて可愛い♪

I さんの希望は「ブルー系のガラスだけで作りたい」とのことでしたが、「さし色を入れてくださいね」と琥珀色の小さなガラスを入れていただきました。そうすると色が互いに作用してブルーがより美しく引き立つのです。

出来上がったランプの評判は上々で、妹さんから「作って」とせがまれた I さんは、なんともう１つ作られました。すごいです。

トップページにあります通り、六々草さんでの作品展開催中にワークショップを企画しました。

今回は、ペンダントトップの体験教室です。

1cm四方の小さなガラスを使って、銅箔のテープを巻き、ハンダ付けを体験していただきます。

出来上がったペンダントトップは、ワックスコード（綿紐）を通してお渡しします。

様々な色や模様のガラスを準備しておきますので、作るかたが「クールに」と思えばそのように、「可愛く」と思えばそんなペンダントが思い通りに作れます。みなさま是非お越し下さいませ。

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2013年

3月27日（水）13：00〜15：00

4月 4日（木）13：00〜15：00（17：30まで滞在しています）

4月 6日（土）13：00〜15：00

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開催日には、私は自動的に六々草さんにお邪魔しているわけですが、ワークショップ中に「会いにきたよ」と友だちが来てくれても、あまりしゃべれないかもしれない。。。と思い、行く日を増やそうかと検討中です。

もしも「私は○月○日に行くから大阪に来て」とかありましたら、ご連絡くださいませ。

そして、何を隠そう上記の日程は昔の職場であるセキ○イ化学の皆さんがお食事会を企画してくださった日です。

ありがとうございます。(-人-)

先日、「３人展」でお世話になったRushさんへ、お届けものに行ってきました。

以前からマスターに「ショップカードを置いてあげるから、持っておいでよ」と言われていたのですが、なかなか作れず「とりあえずダイレクトメールを置いてもらおう」と、茨木と枚方の納品に出かけた道中に立ち寄りました。

マスターのご好意に甘えるにしても、３人分の葉書サイズのカードを並べて置いてもらうなんて場所を取り過ぎなんじゃないかと心配になって、３種類のカードが置けるスタンドを作って行きました。

試しに無地のカードを置いて撮影してみました。葉書が引き立つように、正面にはカフェを象徴する白いポットとカップだけのシンプルなデザインです。

ステンドグラスが大好きで、いつも私たちを応援してくださるマスターに感謝して、文字を入れました。鏡をサンドブラストで彫ったので銀色にキラっと光ります。

カードの置き場所はカウンターなので、マスターは裏側からスタンドを見ることになります。

なので、背面はマスターから見て楽しいカラフルなデザインにしました。「マスターは魔法のコーヒーを入れている」という設定で、カップからピンクやオレンジや黄色の湯気が立っているところです。側面はコーヒーをイメージした水のように波打つ茶色のガラスを使いました。

お店に置いていただくと、こんな感じになりました。

マスターはとても喜んで、ランチを大盛りにしてくださいました。春色のピンクと白のエビグラタンは、まだ寒い冬の日のお腹には暖かく、見た目にもお腹にも美味しいランチでした。（え？ダイエットは？）

Rushさんにお立ち寄りの際は、是非カードスタンドの裏側も覗いてみてくださいね。

ランチもコーヒーも美味しいですよ♪

Kさんが、つり下げ型とグースネックの置き型ランプを、お揃いで制作されました。

「前に買ったランプのシェイドが使えなくなったので、自分で作りたいのですが、できますか？」と置き型ランプの台を持ってこられたので「できますよ」と、早速デザインを考えていただきました。

シンプルだけど可愛く、ということで、ナゲットと呼ばれるドロップのような硝子をポイントに、淡いベージュと白が混ざり合う奇麗な硝子を使って制作されました。

ランプの模型を作り、形や花の開き方も研究して、いよいよ制作、そして作り終えると。。。なんと、シェイドが大きくて、台には重過ぎたために台が傾いて使えませんでました。。。

が、実は、グースネック用の取り付け金具は、つり下げ型灯具にも使えるのです。

「じゃあ、これはつり下げ型ランプにして、お揃いでもう１つ作ったらいいですね」と前向きなKさんは、素早く置き型ランプをもう一度制作されました。「折角だからナゲットの色は変えましょう」と、こちらは可愛い赤です。

終わりよければ全てよし。グリーンと赤のアンサンブルで、可愛いけれど何処かエレガントな雰囲気が漂うランプは、作られたKさんのお人柄です。