日記

ガラスの気持ち

先日、家族でブラブラと歩いていた時、好きな雑貨屋さんを
通りかかったので立ち寄ってみました。
お店には、色とりどりの小物が置いてあって「クリスマスに
ステンドグラスのプレゼントはいかがですか?」と書いて
ありました。
でも、そこに置いてあったのは、無色透明ガラスの後ろから
染料を吹きつけて色ガラスのように見せかけた「ニセモノ」
でした。
本物のステンドグラスは、もっと美しいものなのに、
こんなメジャーな雑貨屋さんで「これがステンド
グラスです」と売られてしまうと、皆、勘違いして
しまうじゃ~ないですか。と、悲しくなりました。
それと同時に「自分がガラスだったら嫌だな」とも。
ガラスは、私にとって宝石と同じです。
透明の宝石に色を塗りつけたら変なように、透明な
ガラスに色を塗るのは変なことです。
ガラスの気持ちになると「そんな品の無いお化粧を
させるのはやめて欲しいなぁ」と思ったのでした。

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