教室

生徒さんの作品(Tさん)箱とペンダント

Tさんが「娘の元家庭教師の先生が結婚されるのでお祝いを作りたい」と、小箱とペンダントを作られました。どちらも、ゆふ工房の型紙を使用されています。

小箱は「雪」という名前で、雪が積もった白い家をイメージしました。

ペンダントも家です。私は凝り性なので「家ならどうしても扉と窓が必要」とサンドブラストで彫ることにしています。そこまでしなくてもいいのに、ともう一人の私が言うけれど、ここで作り手の個性が出るように思います。

Tさんが彫った「顔」は、やはりTさんのモノでした。「お二人へ」というペアのペンダントにTさんの優しさが出ていて、思わず「ぷぷぷ」と笑ってしまう可愛い顔です。なんとなく新婦はどちらで新郎がどちらかがわかりますね。

このように、教室では工房が持っている型紙を使って制作していただくこともできます。「う〜ん。アイデアが浮かばないけど作りたい」「それ良いなぁ。私も作りたいなぁ」という時に、丁度良いのではないかと思います。

小箱は、蓋を開けると「開き過ぎ防止」のためのチェーンをつけていますが、これも1つのアクセントになって可愛いです。ちなみに、チェーンをつける作業は難しいので私が代行します。

Tさんのお嬢さんは既に大学生ですが、家庭教師の先生とは、ずっと連絡を取り合っているのだそうです。私は思わず「えぇ?お世話になったとは言え家庭教師の先生と???」と訊いてしまいました。

Tさんは「先生と勉強の後、車で送る時に色々なお話をしたりして、仲良くなった」とおっしゃっていましたが、そうやっていつまでも連絡を取り合って、心のこもったプレゼントを作って(考えて)、、、という「お母さん」の姿を見て、なんだかホンワカした気持ちになりました。

 

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