葡萄のランプ
こつぶ展で展示したランプです。
このランプを制作するために、真夏のブドウ畑に行ってスケッチしてきました。
その節は、生徒さん(Tさん)にお世話になりました。ありがとうございます。
モールド(制作のための台)に絵を描いたところです。
360度全てを自分の絵で埋め尽くそうとすると、やはり実物を見て描かないと正直なものは作れないなぁ、と思いました。
実際には、作りながら「もっと葡萄が多いほうがいいな」と思って、葡萄の粒を増やしてしまいました。
葉の詳細までスケッチしているので、ガラスの模様を見ながら葉脈の角度を迷わずにガラスカットできます。
葉っぱはどんな緑色? 葉の裏側は? 葡萄の粒はどんな風についているの?葉はどんな風にツタから出てるの? ツタは地面からどうやって生えているの?どんな風に伸びていくの?
色んな疑問は、自分のスケッチブックが教えてくれます。
同じ木から生えている葉でも色んな形があるということ、葡萄という木の持つ生命力、みずみずしさ、色んな発見がありました。
絵を描きながら「ブドウってすごいな」と驚くことだらけで、ワクワクしました。
また機会があれば、葡萄をモチーフにした何かを作りたいです。