ラリック先生がやってくる
私が自分の工房で活動を始めるよりも前に、役所に開業届けと税務関係の申告書を提出する必要がありました。子どもが保育園に入園するためには、母が働いている証明が必要だったためです。
その際に、工房の名前を決めなければならず、悩みに悩んでも決まらないので、ひとまず尊敬するルネ・ラリックの名前を借りて「るね工房」としていました。
創業届けを出した3ヶ月後、子どもが無事に保育園に入園し、私も工房で活動を始めた頃には、自分の名前からとった「ゆふ工房」という屋号を使っていましたが、税務上は、ずっと「るね工房」のままでした。
それから数年が過ぎ、3年前に山科駅前に工房を構えた際に、異動届と共に、ようやく役所関係の書類も全て「ゆふ工房」に変更しました。
そんな尊敬するラリック先生の美術展が、京都に来ると友人から教えてもらいました。
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北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック — 香りと装いの美 〜アール・デコの香水瓶と化粧小物〜
http://www.ace-promote.com/14rune.html
日程:2014年 11月 29日(土)~ 12月 26日(金) 会期中無休
場所:美術館「えき」KYOTO
(京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7F隣接)
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現在、私は個展「冬のひとつぶ」の準備中で、ひたすら制作に励んでいますが、11月29日からなら会期の後だから大丈夫。
なんて素晴らしい。
個展の準備と平行して窓用パネルのデザインにも取りかかっています。このパネルが成約までこぎ着けたら、来年の2月まで仕事の予定はぎっしりです。
でも、京都駅まで行く時間くらいは取れるはず。
1年の締めくくりに、初心に戻って、ラリック先生の作品に会いに行こう。
皆さまもよろしければ是非。( ^ ^ )