教室,  日記

生徒さんの作品(Yさん)箱

Yさんが、お母様に箱を作ってプレゼントしたい、ということで「鉢植えか何か入れられるように」「余ったガラスをできるだけ使って」「シンプルだけど可愛らしく」をコンセプトに作られました。

最初は「クローバーを作ろうかな」とデザイン絵を描いてこられたのですが、葉に茎までつけると、なんだか違和感があったのでナゲット(ガラス玉)を使いました。

「花かな?」「葉かな?それとも実かな?」「でも、かわいいから何でもいいか〜」というあたりを目指して、上手くいったのではないかと思います。

妹さんにも同じように作りたいということでしたが、「シンプルに」と思っていたのに案外大変だったので、「2つめは、形は同じでも模様は変えようかな。」とつぶやいたYさん。

「プレゼントする二人が、よく会う間柄なら『どちらかだけに手の込んだもの』というのは少し寂しいかも。同じ模様の色違いになさったほうが良いのでは?」と言うと、Yさんは「そうですね。。。」と。

そんなわけで、仲良くお揃いの箱ができました。

写真では、わかりにくいですが、2つめの箱は淡いピンク色を差し色に使ってあります。

白いガラスの淵のほうが薄っすらとピンクがかっていますが、これは、ガラスに銅箔テープの内側の銅色が反射したもので、うちの工房ではよく使う手段です。

 

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