研磨機がやってきた
「時間ができたのだから、ブログを書いたら良いんじゃない?」と自分に問うものの、なかなか進まないので、時系列に追いかけるのは諦めて、とりあえず思いつくまま書くことにしました。
少し前に、研磨機を譲り受けました。
生徒のYさんが重い機械を車で運んでくださり、私と2人でヨイコラショと工房まで担ぎ上げました。
研磨機には、シンプルにコンセントとスイッチが1つずつ。
試しにスイッチを入れてみると、グルングルンと音を立てて回り始めました。
大小の研磨盤が前後についており、全ての円盤が一斉に回る光景は、なかなか壮観です。
この存在感抜群のマシーンに驚いた教室の生徒さんが「先生、いったい何処に向かうんですか?」と訊かれたので「えーっと、ガラスの世界の果てまで?」と、とりあえず答えました。
いただいた研磨機は、生徒さんのお友達のご家族が、以前、ガラスを削るのに使われていたそうです。
いろいろ調べてみましたが、使い方はよくわかりませんでした。
でも、窯でも何でも取り扱い説明書を読まずに使い始める私には、特に困ることはないので、とにかく使ってみようと思います。
お礼は不要とのことでしたが、せめて気持ちを伝えたいと思い、帯どめを作りました。
山吹色のガラスの中には、小さな泡が綺麗に並んでいます
ピンクのグラデーションの外側は、濃い紫色のガラスで包んであります
重い研磨機を運んでくださったYさん、ありがとうございました。
しばらくの間、この機械の研究に勤しみたいと思います。