ブログなるものを…
最近、ようやく子育ての第一次「大変期」が終わり(私の勘違いかもしれませんが)、朝の事務時間に色んなホームページやブログを見る時間が出来ました。
読んでいるうちに気がついたことに、皆さん、大変に文章が短い。1行に一言、二言。詩なのかというくらい文章が短いのです。
そこでくるりと振り返り、相方さんに「こういうのが流行なんかな?」と訊くと、相方さんは「どれどれ」と私のディスプレイを覗き込み「普通やん」と言いました。
相方さんの「普通やん」には注意が必要です。それが「大変平凡で、つまらない」なのか「一般的で、わかりやすく好ましい」なのかどちらを意味するのかを見極める必要があります。それによって自分が褒められているのか、けなされているのかを結論づけないといけないわけですが、この時、私はどちらなのかがよくわかりませんでした。
「あなたの文章が長過ぎるのよ」と言われた私は、よくわからないまま「村上春樹だって長いやん」と反論しました。
村上春樹の小説を読み終えた後に「で、結論は?」なんて無粋なことを言う私に、そんなことを言われて村上春樹大ファンの相方さんが黙っていられましょうか。(ここで「大江健三郎」と言えば良かったと後悔したけど、結果は同じか)
「あれは小説でしょうが」「ブログっていうのは小さい画面で見る人もいるでしょう」「せめて段落を変えるとか」「だいたいあなたのブログは読みにくい」と矢継ぎ早に私の欠点を列挙されて、ふと考えるに私は「ブログを書く」というよりも「文章を書く」という感覚だったかもしれません。
「ファンの前で変なことを口走ってはいけない」という反省とともに、自分のブログをちゃんと読みやすくしようと深く反省し、手始めに少し段落を増やしてみました。
注:以前「海よりも深く反省してます」と言うと「ゆふこちゃんの海は遠浅やなぁ」と言われたことアリ