日記

手作り市 2

当日は、朝7時から受付なので、前の晩から実家に泊りました。
朝、5時半に起きて、早朝の空気をお腹いっぱい吸い込み、大きな荷物を
抱えながら、乗客もまばらな市バスに乗ると、なんだか外国へ行った時の
気持ちを思い出しました。
百万遍に到着すると、既にお寺の境内には、お店がびっしり並んでいました。
後で知り合いになったビーズ作家さんによると「7時到着では遅い」とか。
まぁ、私たちは、市の片隅にお店を開けるだけで十分でしたが。
2006_05_15_0037.jpg
私たちのお店は、小さなテーブルとレジャーシートを置いただけの
市の中でもとりわけ小さなお店でしたが、想像していたよりもたくさんの
お客さまが来てくださいました。
(手作り市のHP、5月の写真館、2ページ目、37番の写真を拝借しました)
面白かったのは、ノンちゃん(南半球系)の作品を気に入った人が手に取る
作品は、全てノンちゃんのもの。反対に、私(メルヘン系)の作品を気に入る
人は、最後まで私が作ったものにしか興味を示されなかったことでした。
2人のものを混ぜて置いていたのに『なんでやろう?』とお互いに不思議がって
いましたが、余りに芸風が違うので当然のことかもしれません。
「私たちって本当に競合していないのね」と単純に喜んでいた2人でした。
看板代わりに置いていた『お菓子の家』は、ちゃんと看板の役目を果たし、
たくさんの人が「これ、いくらですか?」と質問されました。
値段を聞いて「そ、そうですか。。。(絶句)」「うわ!そんなに?!」
「気持ちが入ってるから当然ですよね。。。でも、手が出ないなぁ」と言われ、
もらわれていくことは有りませんでしたが。
そうそう。子どもたちが「お菓子の家!触りたい!」と駆け寄ってくるのを阻止する
お母さんがたも大変そうでした。
そんなわけで、売れることは全く期待していないけれど、お菓子の家に引き寄せ
られて来る人が多かったので、「毎回、持って来よう」と思いました。
普段、作る立場に偏りがちな私たちが、お客様の声を直に聞ける「手作り市」は、
本当に貴重な体験でした。
「これがとても気に入ったから戻ってきた」と言って買ってくださった時や、
「このオーナメントのシリーズものを作ってください」と言われた時には、
『どうやって私の感謝の気持ちを表せば良いのだろう?』と考えてしまいましたが、
手を抜かない気持ちのこもったものを作ることが一番大切なことだ、と思い、
「ありがとうございます」と言いながら両手で作品を渡しました。
これは、旧友ぶーやんのHPを読んで参考にしたのです。
ぶーやん、ありがとね。
次は、7月15日の市に出展したいと思ってます。
抽選に通ったらブログで報告しますね。

4件のコメント

  • らふぁえる

    写真を見て、私も、「あ、あのお菓子の家だ!」と思ったよ。(笑)
    手作り市は、前に日本に帰った時に行きそびれたので、今度は行こうと思っています。

  • ゆふこ

    色んなお店があって面白いよ。
    「え~、ちょっと大規模過ぎる、っていうか普通の
    業者さんじゃないの?」と言いたくなる反則ぎみな
    お店もあるけれど、ほとんどが個人の作り手が直接
    売ってる小さいお店みたい。
    出きる限り出展し続けようと思ってるので、帰国
    した時には、ヨロシクねん。

  • ゆふこ

    残念ながら、7月は出展できないことに。。。
    同級生ノンちゃんとの連携が上手くいかず、
    結局、葉書を出せなかったというオチでして。。。
    「次回は10月に出すぞ!」というわけで、秋冬ものを
    考えないと。
    かわちやさんへ、8月上旬に遊びに行きたいなぁと
    計画しているところ。ヨロシクね~。

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