日記

動物園

相方さんの希望により、旭山動物園へ行ってきました。
ご存知のかたも多いと思いますが、ここは、行動展示で一躍有名になった、今や北海道を代表する観光名所の一つです。
園内を見て回ると、なるほど「お金をかけた」というよりは「工夫をした」という感じで、彼らが動く様子は、なかなか面白かったです。

中でも面白かったのは『ヒト科ヒト』でした。
ホッキョクグマ館では、白熊が水辺でたたずんでいました。
クマ:水に足をそ~っと入れかける
ヒト:「おぉ」とどよめき、水槽に顔をくっつける
クマ:空中で足をピタっと止める
ヒト:息をのむ
クマ:やっぱりや~めた、と足を岸に戻す
ヒト:ため息
クマ:水に足を入れ。。。
ヒト:「おぉ」とどよめき。。。

このパターンを何回か繰り返す様子を観察するに、相手の反応を楽しんでいるのは、どちらかというとクマのほうでした。
寝ている動物さんたちに「起きろ~!」と叫んだり、水槽をバンバン叩くのは、大抵、ヒト科オバサン属かジャリンコ属の面々でした。相手からは、迷惑がられているようでした。
オランウータンの子どもは、17mもあるポールを登った後、2本のポールの間に張られたロープを使って空中散歩を披露しました。
ロープの下に群がるヒトへのサービスが終った後は、お母さんにしがみつき『一人でもできたよ』と報告しているようでした。まだ3歳だというのに、偉いものです。
そんなわけで、「ヒトも動物の一種なんだな」と実感した久しぶりの動物園でした。

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