アートの旅 <直島>
近年、アートで盛り上がる瀬戸内ですが、その代表格である直島へ家族で行ってきました。
まずは、草間彌生の「赤かぼちゃ」が港でお出迎え。
船の上で、すでに興奮マックスです。
「かぼちゃを見るために直島に来た」と言っても過言ではないので、宿に荷物を置いた後、もう一度戻って見に行きました。
夕日に浮かぶ赤かぼちゃ。
バスも可愛いです。(可愛いって大事!)
直島パヴィリオンで戯れるうちの家族
パヴィリオンは、れっきとしたアートなのですが、うちの子たちは「遊具」と言っていました。良いことです。はい。
日が落ちると、絶対に行きたかった「直島銭湯 I ♥ 湯」へ。
昼間はこんな感じです。
銭湯の内部は、当然ながら撮影禁止のため写真はありませんが、アートだらけの銭湯でした。
奇跡的に空いていたこともあり、飽きることなくお湯に浸かっていました。
ちなみに、うちの夫と息子は、入浴中はメガネを外すため何も見えなかったそうです。。。難しいアートもある。
翌朝は、宿の付近をブラブラ散歩して、護王神社へ。
石室と本殿はガラスの階段で結ばれています。
歴史ある神社を改造(?)するということで、わりと勇気あるアートだと思うのですが、ガラスによって神聖な空気が増していると感じるのは、ガラス好きだからでしょうか。私には感動の光景でした。
他の「家プロジェクト」までは見る時間が無かったので、予約していた「地中美術館」へ。
残念ながら、ほぼ撮影禁止のため、写真はありません。
年末の個展で「展示(作品の見せ方)」について悩みに悩みましたが、そのヒントが地中美術館にあったように思います。
ウォルター・デ・マリアの作品は、大きな空間そのものが作品でした。
言葉をうまく発することができないうちの娘は、作品の中に入った瞬間、「わぁ!」と感嘆し、手をたたいて喜んで走り出しました。もちろん、父が制止したため、娘は不満げでしたが。
アートを全身で感じて、感動する。
シンプルなことですが、ものづくりをする人間としては、娘が感動する姿を見て「ウォルター・デ・マリアが羨ましい」と思いました。
私も、ただ単純に「わぁ!」と喜んでもらえる作品をつくりたい。
そう思った直島旅行でした。