このよで いちばん すきなのは
我が家の子ども達が通う保育園には「連絡ノート」というものがあって、家での食事内容を毎日記入しなければなりません。ある日、担任の先生から「お母さんのご飯は、いつも美味しそうですね。よっぽどお料理がお好きなんですね」と言われました。
私は少し考えて「料理は好きですが、それ以上に私が食いしん坊で美味しいご飯が大好きなんです」と答えました。
「どれくらい好きかと言うと、死ぬまでにあと何万回しか食べられないんだから、1食たりとも無駄にできない、って思うくらいです」と言うと「そんなことを言う人に初めて会いました」と感心されました。
そこで思い出されるフレーズが「ぼくらの なまえは ぐりと ぐら このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること」です。
「ぐりとぐら」の絵本で最初のページに、のねずみのぐりとぐらがこう歌っているのを見て「私と一緒の人(のねずみ?)がいる」と嬉しくなりました。(きっと作者のお二人(姉妹だそうですね)は、食いしん坊に違いないですね)
ところで、昨日は娘の1才の誕生日でした。保育園の先生には「ケーキは、お母さんの手作りですか?」と質問されましたが、残念ながら計量しながら作るお菓子は苦手なので、ケーキ屋さんで買ってきました。
昔、ドイツ人の友人が男ばかりで「卵は何個?」とかおしゃべりしながら見るからに適当にチョコレートケーキを作っているのを見て「計らないでも作れるの?」と訊くと「なんとかなるさ」と言われ、「ははぁ」「さすが本場の人」と感心したものですが、それを上回るのが前述の「ぐりとぐら」で、彼らは森の中でカステラを焼いてしまいます。
カステラが焼けるのを待っている間も「このよで いちばん すきなのは」と歌い、集まってきた森の動物たちには「けちじゃないよ ぐりと ぐら ごちそうするから まっていて」と歌います。みんながほおばっている黄色いカステラの美味しそうなこと。まさに私の目指すところです。
2件のコメント
しゅうちゃん
ぐりぐらぐりぐら ♪
「ぐりとぐら」は私も愛読書。たぶん全巻持ってる。
あの大きい卵で作るカステラは食べてみたいもんだね。
娘達もごちそうを食べるシーンの絵が一番好きみたい。
私は食いしん坊やけど、料理が苦手。
毎食のごはん作りは苦痛。
これって人生損してるかもね。
ゆふこ
そうそう。お弁当のお話とか(ぐりとぐらじゃないけど、
題名忘れた)、クリスマスとか、食べ物が美味しそうな話って
子どもも好きだし、幸せな気分になるから良いよね。
ぐりぐらシリーズ、私はまだ全然持ってないから海水浴の
話も買いたいなぁ。
確か、ビー玉が出てきて(これも小学生の頃に読んだっきり
なので記憶が曖昧)、ガラスって素敵と思った覚えがあるのです。