生徒さんの作品(クリスマスツリー)Iさん
クリスマスが近くなり、近所の公園とその前のお家の庭にイルミネーションが飾られました。
商業的で大規模なイルミネーションを見ると「電気代はどれくらいかなぁ」と邪念が入るのですが、真っ暗な田舎道に灯るどこかあか抜けないイルミネーションは、暖かくて理屈抜きに好きです。
この時期の保育園の帰り道は暗くて寒くて、まるで道に迷った旅人のような気分になるのですが、イルミネーションを見つけると荒野で一軒家を見つけたかのように子どもたちと大喜びしてしまいます。
ステンドグラスで作るクリスマスツリーも、そんな暖かい光を灯しているような気がします。
今回のIさんが作られたクリスマスツリーは「クリスマスまで時間が無い!」と、工房にある型紙で制作されましたが、台は Iさんのオリジナルです。さすがご実家が材木屋さんだけあって、木の加工はお手の物。台の前に飾ったステンドグラスが可愛かったので、他にも作って上からぶら下げてツリーの周りに飾るそうです。
本当はチカチカと色んな光が交互に点灯するのですが、写真では光の半分しか映らないので残念です。
台の上にはクリスマスの小物を飾るために、敢えてツリーの位置をずらしてあります。
きっと小さいながらも暖かいクリスマスイルミネーションが、お家を照らしていることでしょうね。