生徒さんの作品(I さん)薬箱
薬を置いておくのに、袋のままだと『何だか気が滅入る』ということで、お洒落な箱に入れようと、I さんが薬用の箱を作られました。
家のインテリアに馴染むように、クリアガラスを基調にしてあります。
蓋をさりげなく強調したい時は、蓋の角度を少し斜めにすると良いのですが、その分、型紙作成が難しくなります。
箱を開いた時に、蓋がちょうど良いところで止まるように、チェーンをつけています。
通常は、左側にチェーンをつけますが、I さんは左利きなので、右側につけました。
薬用ということで、薬の袋のサイズを実際に測り、箱に手を入れた時に、さっと薬袋を取り出せるよう、大きさを調整しました。
このように、実用的な箱を作る時は、色んなことを考えてから作成しています。
出来上がった箱を見た I さん。
「う〜ん。薬を入れるのはもったいないかも」
う〜ん、そうかも。