生徒さんの作品(Iさん)置き型ランプ
Iさん…は、既に栃木でカフェ&工房を開業していらっしゃるので、いかに生徒さんの作品紹介が間に合っていないかという…。(汗)
というわけで、ずいぶん前の話ですが、I さんが、工房に立派なステンドグラス用のスタンドを持って来られました。
知り合いの家にシェイドの無いステンドグラスのスタンドが当て所なく置いてあるのを「持って帰っていいよ」と言われて、もらい受けたそうです。
折角だから、ティファニーランプを作ってみようということになりました。
ただ、普通にティファニーのレプリカを作るのは面白くない、ということで、悩みに悩んだデザインは「どうせなら、先生のところでしか作れないものにします」と。
「他の教室に行ってたら、こんなに色んなガラスを知らなかったし、少しずつ使うなんて贅沢なことはできなかったんだから、そういうランプを作ります」と、なるべくたくさんの種類を使った石畳風のデザインになりました。
モールドというシェイド用の台に絵を描き、その絵の大きさの型紙を作ってはガラスを切っていく、という地道な作業が続きますが「いろんなガラスを使ったので楽しかった!」と I さん。(いや、大変です)
もちろん、ゆふ工房にある一番大きなモールドを使われました。
(生徒さんには、ゆふ工房のモールドをお貸しすることができます)
絵を描き始めた時は「目玉みたいになるんですけど。。。」「それは、段の数と幅の広さ、間隔の問題です。3段だけだと弓矢の的みたいになるので、諦めて最低5段くらい円を描いて、円と円の間隔はランダムにしてください」、「このガラスを使うと不気味な感じになりませんか?」「それは配色の問題で…」と難題が山積みでしたが、なんとか出来上がりました。
写真を撮ってみて「これじゃあ、大きさがわからない=苦労がわからない!」と、ご本人の承諾も得て、一緒に写真を撮らせていただきました。
I さん、お元気ですか?
機会をみて栃木まで会いに行きますね〜。( ^ ^ )/