日記

アートの旅<大阪その1>

昨年末に、大阪へ行ってきました。

1つめの目的は新しくなった心斎橋大丸です。

 

1912大丸5

 

 

 

 

 

 

元上司のNさんから「心斎橋大丸の改築が終わって結構ヴォーリズを残したようです」と連絡をいただき、残ったことも嬉しかったのですが、どんな風に残したのかを知りたくて見に行ってきました。

1912大丸3

ステンドグラスの時計

時計の形のために壁を切り取ったと思うと贅沢なつくりです

 

 

 

 

 

 

 

1912大丸4

エレベーターホール

 

 

 

 

 

1912大丸2

エレベータードアの横

モザイクが素敵です

 

 

 

 

 

 

 

1912大丸8

地下の階段

これは、もう少し人目につくところに移設して欲しかった…

折角かわいいのに…

 

 

 

 

 

 

1912大丸6

店内を歩く相方さん

売り場は、ヨーロッパの百貨店という感じで素敵でした

 

 

 

 

 

 

 

他にも玄関のステンドグラスや天井も残っていましたが、写真がいまいちなので割愛します。

古い建物を壊すのが大好きな日本人ですが、こうやってステンドグラスやモザイクを残してもらえるだけでも嬉しいです。

が、違う方向から考えると、「新しいだけの建物」だったら、これだけの雰囲気が出せただろうか?とも思いました。

今後、取り壊される建物からステンドやモザイクだけでも移設するような動きが、もっと活発になれば良いのですが、移設費用(安全面を考慮して作り直す費用も含む)の問題もあってなかなか難しそうです。

小さなところで言うと、例えば日本の型板ガラスは、もう何十年も前に廃盤になりましたが、素敵な模様のガラスが各地の古い建物に残っています。そんな古い型板ガラスを新しい建物の一部に使うだけでも、かなり可愛くなると思います。さらに小さなステンドにして小窓を飾れば。。。と想像は膨らむので、また散歩しながらいろいろと考えを巡らせてみます。

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